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3歳児検診で、咬み方が変と。


先日、4歳女児の方がみえました。矯正専門医を受診するように言われて。お母さんはかなり深刻なご様子で。

お子さんには診療椅子に座って頂きながら、お母さんのお話をお聞きしました(後から、お父さんも来られ一緒に話を聴きたいと)。

3歳児検診で、咬み合せが変で、顎の位置が定まらない。「矯正治療が必要かも知れません。丁度、あちらのコーナーに矯正専門医の先生もいらっしゃるから、ご相談ください」と言われました。

指示に従い、矯正専門医のところに行くと、「これは矯正治療が必要です。また、サ行の発音もおかしいです。出来るだけ早く、お近くの矯正専門医を受診すべきです」と。

さてさて、まずはお口の中を拝見と、咬み合せをみました。可愛いお子さんで、別に緊張した様子もなく、素直にお口を開いてくれました。

私は、即、「なんら問題ないです。正常です。」と申し上げました。

するとお母さんは、驚いたように私の顔とネームカードを三度確認されました。視線が動いたので分かります。とても信じられない様子。

Umbelievable!

奥歯でしっかり咬めているし、上下の歯の正中線もぴったり一致。出っ歯でも受け口でもなく、どこにも異常なしです。

ではなぜ、こうなったのでしょうか? 恐らく、お母さんは普段お子さんがどのような咬み合せをしているか、ほとんど注意していらっしゃらなかったのでしょう。当然です。だから3歳児検診を受診されたわけです。

さて、次に、検査をする側です。小さいお子さんに「咬んで」と言って、普段どおりの咬み方が出来ない場合が少なくありません。増してや、「奥歯で咬んで」と言っても、理解できません。そんなこと言われたこともないし、意識したこともないので当然です。奥歯って何?でしょう。

すると、咬み合せが不安定で、あっちこっち歯を接触させるだけです。おお、こりゃ大変!となります(笑

顎には関節があるので、患者さんに無駄な筋肉の動きをしないようリラックスしてもらえば、顎が関節内で安定し、通常咀嚼している咬み合せ(中心咬合位、咬頭嵌合位)が再現できます。

また、サ行は歯茎音で、舌を歯の付け根(歯頚部)に接触させて発音するのです。4歳児が大人のように明瞭に上手く発音できるでしょうか?

この二つの鑑定を間違うと、とんでもないことになります。専門医の信用の問題にもなりかねません。逆に、私は、疑いの目で何度も観られましたが(笑

まあ、拍子抜けの状態でしょうが、問題なくてよかったです。後にお父さんにもご説明しました。

ただ、咬み合せは正常ですが、少し歯の汚れや、一番大事なところですが、乳歯間に隙間がないことを指摘させて頂きました。これは、前歯が永久歯に交換する頃に、凸凹に生えてくる可能性があります(生えてくる永久前歯の方が、乳歯よりも大きいから)。

まあ、4歳前後のお子さんに、「咬んで」と言っても上手くできないことがあるのです。しっかり、頼みますよ!

 

 

 

 

 

五反田の矯正歯科「大塚矯正歯科クリニック」

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