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電子的印象採得は認めない!?


昨日は、浜松の出張診療を終えて、汐留は三井不動産汐留浜離宮ビル(通称:ベルサール汐留)にあるデンツプライシロナ(株)のスキャナー(CEREC)体験会に参加してきました。

歯科=いかに正確に歯型を採るか、というほどこの印象採得は、歯科治療の命とも言えます。

歯科治療では、虫歯の部分を削ってその部分をもとの状態に修復するのがメインですが、この技工物の求められる精度によって使用される印象材が異なります(性質や操作性、器材・材料費なども)。

印象の精度→石膏模型の精度→技工物の精度、とステップがあり、実物との誤差(ブレ)もあります。

一方、矯正治療に使われる装置は、通常のアルジネート印象材が用いられていますが、インビザライン・アライナーでは、シリコン印象材といったより精密な印象材が必要です。しかし、近年は、このシリコン印象材の他に、電子的印象、つまり口腔内スキャナーによる電子化、も容認されるようになってきました。まさに、IoTですね。歯科の分野もそうなります。

これは、今や世界的には当たり前のことになっていますが、日本では欧米諸国に比べ遅れているのです。その理由は、”電子的印象採得は不可”という厚生労働省のルールがあるからです。

今年になって、漸くアラインテクノロジー・ジャパン社のiTero lightが日本で口腔内印象装置として認可されました。世界に遅れること6年。

現在、他の補綴の分野で応用されているCADCAMといったものは、メインは技工物作製の名目です。一旦、歯型を採って、そこからスキャナーを使う、というものです。いくら精度の高いスキャナーでも、既に、印象材の精度、石膏模型の精度、という中間のステップが入っているので、精度にブレが発生します。直接、口腔内への適用が基本でないと、意味がないとも言えます。

競争原理の観点から言いますと、一社独占よりも数社での競合が望まれます。そこで、一日も早いセレックなど口腔内スキャナーの認可と、アラインテクノジー・ジャパンが、世界的標準となっている他社のスキャン・デジタルデータを日本でも認めてくれることを望まずにはいられません。

五反田の矯正歯科「大塚矯正歯科クリニック」

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