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嘔吐反射の強すぎる患者さん


嘔吐反射、一般的には聞きなれない言葉かもしれません。

風邪などで内科に行ったとき、喉を診られるときに舌を押さえられて「オエッ」となったりすること、ありますね。他にも、歯医者さんでの治療や、口に何かものを入れたときに、えずいてしまうことがあると思います。これは、ご本人にとって結構しんどいものです。

さて、原因はと言いますと、①生理的反射、②心理的要因、③内科的な病気など、が挙げられますが、多くは、①+②です。

②の場合は、多くは慣れの問題です。

一昨日、拝見した患者さんで過去最高の方がいました。10歳の男の子。とても真面目そうで、さぼって装置を嵌めない理由のようには思えません。お母さんは、歯科衛生士の方で、当該歯科医院に勤務されていました。上下顎に、叢生を改善するため歯列拡大床が装着されています。

矯正歯科に来ると診療前に嘔吐反射をして吐いていました。強度の嘔吐反射です。私が、装置を嵌めてごらんと言うと、上顎だけは口の中に入れようとするも、装着までに至りません。可哀そうに何度も繰り返します。

理由を聞くと、装置の床の部分が割れて、喉の中に入っていきそう、と言います。私の指で口蓋を触っても何の反応もありません。お家ではちゃんと装着できているようです。

本人も自覚していて、『歯医者さんに来ると、緊張して入れられない』と話してくれました。

慌てないでもいいよ、大丈夫だよ、と言っても過度の緊張でダメです。

結局、最後まで装着はできませんでしたが、お母さんとも話し、拡大を継続することにしました。

きっかけは何でしょう? わかりませんが、お母さんがプレッシャーをかけることになったのかもしれません(元の勤務先、自分も矯正経験がある、矯正治療の必要性や知識、など)。

対策として、①リラックス、②ツボ押し、③寝ないで坐ってもらう、④内服薬、⑤麻酔処置、など考えられますが、この患者さんの場合は心理的な側面が大きい様子なので、大変ですが何度も来てもらって慣れてもらうしかないと考えています。治ります。

 

 

五反田の矯正歯科「大塚矯正歯科クリニック」

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